中国焦点―伴侶動物の取扱いに関する新規制

4月6日、上海でコーギーが殺害された事件は世論に火をつけ、コロナ禍における伴侶動物の預かり問題が再び議論されるようになりました。

深圳市が手本となり、世界中の都市がこのような動きを支持するようになりました。

4月7日、上海の24人の人民代表が共同で感染症流行期のペットのケアセンター設置を提案し、4月12日には上海政府が、流行期には科学的かつ合理的に犬猫ケアセンターを設置し、利用を必要とする犬猫の飼い主が申請でき、飼育、検査、治療などの費用は飼い主が自ら負担するという文書を発表しました。

4月7日、北京政府も、ペットの世話をするために、隔離期間に1人だけ自宅に残ることを認めると発表しました。

4月8日には、南昌(なんしょう‧ナンチャン)は、政府の許可があれば、犬を友人や親戚に預けたり、飼い主自身が隔離検疫所に連れてきたり、または、犬管理事務所が一時的に受け入れることもできると明言しました。

4月14日、広州では、犬や猫100匹を収容可能な臨時のペット預かり所が正式にオープンし、受け入れ期間中は専門家による無料検査と日々の世話が提供されることになりました。

著者メモ: これは歓迎すべきことです。少なくとも従うべき法律があり、政府は犬猫たちが虐待されそうになったときに戦う権利と勇気を与えてくれたのです。抗議活動を行ったボランティアの皆さん、愛すべき犬猫のために戦っている人民代表の皆さん、そして、最初は何事も大変ですが、明るい兆しのある深圳市に感謝します!