動物福祉議員連盟役員会犬猫の食用禁止ワーキングチームの設立

超党派動物福祉を考える議員連盟(通称・動物福祉議連、会長・岩屋毅衆院議員)の役員会が開催され、10数名の所属議員が衆議院第1議員会館に集いました。

役員会の冒頭、岩屋会長から、動物福祉議連として議論すべき課題は多数あり、それぞれの課題について深く真剣に取り組まなければならないとの意見開陳がありました。

そのうえで、犬猫食用禁止、アニマルライツ、養鶏問題など喫緊の課題に対して所属議員がそれぞれの専門性をもってワーキングチーム(WT)を立ち上げて議論すべきとの認識が共有されました。

日本における犬猫の食用禁止の草分けである大島九州男議員は、犬猫食用禁止WTの設立と、法制化の必要性を主張し、本役員会での同意をうけ、今後、衆参の法制局の協力を受けて実質的な議論を始めていくことを表明しました。

米国での立法を参考に、犬猫食用禁止の法制化をあらゆる選択肢の元で検討し、世界愛犬連盟が国際的に推進する犬猫食用禁止国際条約の締結の弾みとなる日本国内法の整備が期待されます。

通常国会は6月下旬で閉幕となりますが、犬猫食用禁止の法制化に関する議論は、引き続き環境省や農林水産省、衆参法制局を巻き込んで前進するとみられます。