インフルエンサーのひろゆき氏が、スコティッシュフォールドを「病気の猫」であると投稿し物議を醸しました。
スコティッシュフォールドは、耳が折れた愛くるしい表情と、おとなしい性格から、13年連続で人気ナンバーワンの猫として人々を魅了してきました。しかし、スコティッシュフォールドは耳が折れた、骨軟骨異形成症の症状をもつ猫でもあり、重症化すれば死に至るとも言われています。
5月11日の参議院費者問題特別委員会で、環境省の松本大臣官房審議官は、こうした実情を踏まえ、スコティッシュフォールドについて「規制の適用のあり方を検討する」とし、スコティッシュフォールドの骨軟骨異形成症は遺伝性疾患であることを認識したうえで「動物愛護、動物福祉の観点から考えて望ましくない。」とも述べました。
今後、環境省内の審議会や専門家などとの意見交換を通じてスコティッシュフォールドを巡る議論が重ねられます。