深圳市はペットに優しい都市を目指す

2023年6月9日、あるネットユーザーが、深圳の多くの公園が犬の同伴を禁止しているとネットに投稿し、内容については謎ですが、深圳市の行政がもっと寛容になってほしいという事です。

これに対して、6月19日、深セン市公園管理センターは、以下のような回答を示しました。

「現行の深圳市犬飼育管理条例に基づき、また来園者の安全確保のため、公園への犬の同伴は禁止されています。近年、市内で犬を飼う人の増加に伴い、犬のための屋外の活動場所の需要が高まっています。ペットを散歩させたいという市民の要望に応えるため、同センターはペットパークやペットのための共有スペースの建設を積極的に推進し、人と犬の調和した生活環境を構築しています。現在、市内には11のペットパークがあり、各地区に1つずつありますが、設備のアップグレードにも着手しています。また、都市部の緑地、道路脇の緑地、地域の公園など、可能な場所を利用し、地域の状況に応じてペットに優しい活動スペースの建設を推進し、より多くの人々がペットを連れて屋外活動をしたいというニーズに応え、ペットに優しい都市を構築いたします。

現在のペットパークやペット共有スペースは、数、規模、設備などの面で、愛犬家のニーズを十分に満たすには至っていませんが、私たちは、市民の多様なニーズに応えるため、より多くのペットをテーマとした公園の建設を検討していきます。公園の新設・改修にあたっては、周辺住民とともに、広範な調査と協議を行うところです。」

編集者メモ:

中国初の犬猫食用禁止の都市である深圳は、動物に優しい都市への歩みを進めている。

2022年10月、深圳市都市管理・総合法執行局は深圳経済特区公園条例を協議し、世界愛犬連盟は、市は既存の拠点に12のペットパーク(少なくとも各区に1カ所ずつ)を加えることで、ペットパークの割合は全公園の1%程度になることを提案した。

11月17日、世界愛犬連盟は、「伴侶動物のためのスペースづくり」を「地域サービス施設の改善」計画として検討する提案を行った。

どちらの提案も、関係当局から前向きで迅速な回答を得ました。私たちの提案が受け入れられ、実行に移されたことを光栄に思います。深圳市は伴侶動物への処遇を積極的に模索・実践しており、各方面が協力して中国における生態文明の模範と基準を作り上げることに期待しています!