中国、東莞（トンガン）で車道に飼い犬を捨てる動画がネット上で話題になっています。映像には、白い車のドアが開き、飼い主が白い犬を降ろし、ドアを閉める様子が映っている。メディアは現場近くの店を訪れ、犬が近くのレストランの警備員によって救出されたことが分かりました。

「犬は飼い主を探して道路を走り回り、車の窓のそばで飛び跳ねていました。私はそれを見て助けました。私が運んでいなければ、車に轢かれていたかもしれない」と警備員が語りました。この犬は既に養子縁組されています。

警察は、車道にペットを捨てた飼い主の行動を捜査しています。 

著者メモ：

映像を見て、胸が締め付けられました。車から放り出された犬は、飼い主が無慈悲にも車を走らせたにもかかわらず、何度も車に飛び込もうとするのです。犬の忠誠心と誠実さに比べて、人間はなんと、無情で残酷なのか。 

車道に犬を置き去りにするのは、「遺棄」どころか「殺害」です。親切な警備員に出会い、命拾いしたこの犬は運がよかった。

結局、交通警察は渋滞を引き起こした飼い主の責任を追及しようと確認しただけで、捜査は間違った方向へ進んでしまいました。

2021年6月1日に施行された「東莞市犬飼育条例」によると：

第23条　犬の飼育者は、犬の遺棄や粗末な扱いをしてはならない

第38条　本条令第23条第2項の規定に違反して犬を遺棄し、又は虐待した者は、公安当局によりその是正を命じられるものとする。

と、なっています。

「科学的な立法、厳格な法執行、公平な司法、普遍的な法律の遵守 」は、

法治国家としての新しい言葉です。スカイアイシステムが発達した中国で

は、車を特定することは容易である。東莞警察がこの事件を真摯に受け止

め、一刻も早く犬を遺棄した飼い主に正義の鉄槌を下すことを願っています。