[中国焦点] 中国の動物愛護

中国の動物愛護ニュース:

  1. 2021年から、 上海の劇場「上海演劇芸術センター」は毎週日曜日に盲導犬を伴う視覚障碍者のための座席を設置します。 劇場の最前列の13席と19席が専用になります。 盲導犬を受け入れる中国初の劇場です。

著者メモ: 2008年7月1日、 中華人民共和国の障碍者保護法が施行され、 「盲導犬を伴う視覚障碍者の公共の場への出入りは国の規制を遵守する」ことが規定されています。 2015年以来、 盲導犬は北京の地下鉄とバスの利用が許可されています。 しかし、盲導犬を伴ってのスーパーマーケットへの入店は許可されていません。 上海演劇芸術センターは良い前例となるでしょう。 働く犬に対する私達の尊敬の意を反映するのみならず、 障碍者をいたわる社会という文明の象徴を反映しています。

  1. 2人民検察院が最近発表した起訴状によると、 重慶で犬を盗むギャングが毒針の製造と販売、 犬の射殺、 毒殺された犬を加工販売したことで起訴されました。 検察庁は全ての状況を考慮した結果 6人の被告へ6か月~8か月、 5年~5年6か月の懲役刑を言い渡しました。

著者メモ: 検察庁による「最後の仕上げ」は、 最前線で活動するボランティアにとっては朗報です。 窃盗、 ドラッグ、 殺害の闇産業チェーンとの闘いで、 動物愛護活動家は批判と非難に耐えてきました。 彼らは間違いを犯したかもしれませんが、 それらの行動は犯罪と戦う目的であったことは明らかです。 犬や猫、そして人々を救いました。

  1. ハイチ地域動物文明化協会は、中南財経政法大学、 中国法学会法研究所、 最高人民検察中南検察研究所との戦略的協力協定を締結しました。  ハイチ市は動物の文明化を構築するための法的慣行の拠点となるでしょう。 全ての関係者が全面的は協力と交流を行います。

WDA中国地域ディレクター

劉媛媛

2021年2月13日