「議員の動物保護における評価」が初リリースされ

5名の素晴らしい議員が選出された

台湾の動物保護団体は、 「議会動物保護貢献賞」の授賞式を2015年と2019年に開催しました。 受賞議員は「動物保護議員」の称号を得ました。 動物福祉の向上と動物の法的又はそれ以外の利益の保護を目的としており広がりを見せています。 2021年、 主催者は評価方法の変更と規模の拡大を決定しました。 7つの動物保護団体の代表による綿密な選出作業と活発な議論の末、 2021年3月16日、 5名の素晴らしい議員に賞が贈られます。

この評価方法は新しいアプローチであり、 今後の法改正を容易にしシステム改善のためのパイロットプログラムとして位置づけられています。 主催者には、 世界愛犬連盟(WDA)、 ライフ ケアリング協会(LCA)、 動物保護協会(APA)、 台湾動物社会研究会(EAST)、 動物保護行政監督連盟(TAPMN)、 台湾動物虐待防止協会(TSPCA)、 行政監視市民団体など7つの団体により構成され、 今回の評価は第10回立法院議会の第1および第2セッションの動物福祉に関する提案も評価の指標とされます。

統計資料によると、 合計19名の議員、 2つの政党が関連法案を提出しました。 中でも、鄭麗文議員が最も多く、3本を提出。 次いで、陳亭妃議員、羅致政議員、林奕華議員和林淑芬議員 が2本提出しています。

動物保護法、 野生動物保護法、マンション管理法、動物医薬品管理法、 科学技術基本法、 毒性化学物質管理法などの関連法案です。 犬猫など伴侶動物のみならず、 野生動物や実験動物も対象とされています。

7つの団体の代表者により、法律と規定の重要性に応じて点数がつけられました。

「動物保護、 動物福祉、 普遍的価値」にとって不利な法案は採点されません。 例えば、孔文吉議員の「先住民の狩猟に関する規制の緩和」の法案などは採点されません。 憲法に影響を与えることで動物に利益をもたらす法案には最高レベルの点数がつけられます。 

受賞した議員は、 鄭麗文議員、陳亭妃議員、羅致政議員、林淑芬議員、蔡壁如議員の5名です。 蔡壁如議員の提出は1法案のみでしたが、動物保護の憲法改正であったため「内容が重要かつ、広範囲に及ぶ」ため林奕華議員の2本に加えて選出されました。 

主催者はまた、5名の議員と動物が一緒の写真撮影の手配をしました。  陳亭妃議員、蔡壁如議員、羅致政3議員の3議員は撮影後に時間をとり、カメラに向かって動物との友情について語りました。  陳亭妃議員は高校生時代にはプードルを飼っていたそうです。 その子の死後はなかなか乗り越えられずに犬を飼うことをやめてしまったそうです。 羅致政議員は愛犬家の家庭で育ち、一番多い時は9匹の犬と暮らしていたそうです。

農家に生まれたCai Biru議員は、 父親と一家の年老いた牛との関係が深く記憶に刻まれています。 年老いた牛が畑を耕さなくなった後、 子供たちが学校から帰ったらその牛を散歩することを決めました。 やがてその牛は年老いた牛の学校に送られたそうです。 兎年の蔡壁如議員 は、「愛のウサギ協会」のウサギの “マーベル船長” と一緒に写真を撮りました。 しばしば起こるウサギの遺棄を耳にした彼女は関連する問題についてさらに考慮すると話しました。 また、マーベル船長の穏やかさに感動していました。 「議員の動物保護評価」は立法院の各会期で優れた議員の選出を行います。 第8回においては、 提出法案の結果を要約し、 最新の「動物保護立法貢献賞」を発表します。