先月、警察に追尾された密輸船が、船から犬猫を海に投げ込んだ疑いがあります。 警察は船内で犬と猫合わせて28匹を発見し、動物虐待など、5つの容疑で密輸業者を逮捕しました。
動物の密輸は、人にも動物にも大きな被害をもたらします。出自不明の動物は、人間にとって致命的な狂犬病を蔓延させる危険性も高いです。香港では密輸が横行しており、最近では状況がさらに悪化しています。昨年8月には、密輸された12匹の猫の死体が入ったケージが警察によって発見されました。昨年11月には、警察が止めた密輸船から42匹の子犬・子猫を発見し、うち1匹はすでに死亡していました。
世界愛犬連盟(WDA)は、政府が密輸を抑制するための対策を講じる必要があると考えています。政府は動物の密輸業者に対する厳罰化を支持していますが、これまでのところ進展はありません。政府が具体的な行動を起こさなければ、ますます多くの動物が苦しむことになります。
香港の社会は、動物の密輸に対して容赦なく厳しく罰するゼロ容認であるべきです。何よりも、香港には全体論としての動物保護法が必要です。
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