犬肉禁止が唯一の解決策

最近、浙江省で犬が毒殺されました。犬は警察署の入口へ走り、助けを求めたようですが、数分間もがいた後、息を引き取りました。その後、ワゴン車でやってきた者が犬の死体を引きずるように持ち去ったため、警察は追跡し2人の毒殺犯を逮捕し、裁判にかけました。

この事件は、ネット上でも大きく取り上げられ「犬が警察を知っていた」という声もあれば、「警察署とは知らなかっただろうけれど、ただ生きたかったのだろう 」というコメントもありました。

また、「窃盗や強奪から成り立つ犬肉の違法生産は、法執行機関や国全体に不必要な負担を強いており、中国全土で犬肉を禁止することが長期的な解決策になる」と答える人もいました。

著者メモ:

警察は敵を取ったものの、失った犬の命は戻りません。動物愛好家にとっては全く心が痛む事件です。犯行から捜査までのタイムラグにより、犬が傷つき、死んでしまうという、取り返しのつかない結果となってしまいました。

また、警察官によって救助される犬の数は、実に限られています。犯罪者に対する法律が十分でなく、莫大な利益を生むため、ほとんどの犯罪者は刑務所から出所後には、また同じ犯罪を繰り返します。

唯一の解決策は、犬食をきっぱりと非合法化することです。7年間の推進活動を経て、世界愛犬連盟は現在、何千万匹もの犬や猫を救い、人間と動物、環境のより良い共生のために、犬猫食用禁止国際条約の推進に取り組んでいます。