1月1日、農場で羊を襲ったとして、ブルテリアが撲殺される事件が発生しました。農場のオーナーは逮捕されたものの、息子は犬を殴るのは当たり前だと考え、父親の行動を正当化しようとしました。
犬の飼い主によると、このブルテリアには歯が無く、羊に攻撃的だったと主張する農場主により殴り殺されました。犬の飼い主が必死にお願いするも空しく、農場主は犬を殴り続けたのです。
この事件は、農村部でいまだに動物保護に対する意識が低く、他の種の生命を尊重しない人が多いことを示しています。このような香港の問題を解決するためには、法的アプローチと教育的アプローチの両方が必要です。
世界愛犬連盟(WDA)は、立法委員の陳克勤氏と共に、学校での動物保護教育の推進に取り組んでいます。昨年、WDAは100ページ以上の教材を作成し、立法院と教育局に提出し、検討されました。
また、WDAは動物虐待の罰則をより重くするよう求めてきました。政府はこの問題について国民と協議し、世論に沿った形で罰則を強化する意向です。しかし、残念ながら、この法律はまだ制定されていません。次の立法会の始まりとともに、WDAは、より多くの議員が動物福祉に関心を持ち、一刻も早く法律を制定するよう政府に働きかけてくれることを期待しています。