農林水産省は27日、家畜を快適な環境で飼育する「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の推進に向け会合を開きました。海外では大量の鶏や豚を狭い畜舎で飼育することに批判が高まっていることや、動物福祉の国内普及への課題を整理し、畜産行政の透明性を確保することが狙いのようです。
コロナが猛威を振るい、政府はその対策に追われる一方で、 動物虐待や犬猫の殺処分、鳥インフルエンザや豚コレラによる殺処分など、動物に関する悲しいニュースを目にしない日はありません。
そんな中、動物福祉向上の知らせは嬉しいことです。
日本では約10軒に1軒の割合で犬や猫のペットが飼育されています。犬猫は愛護動物であり、伴侶動物です。勿論、食べる物でもありません。なぜ、それらの肉を国内で食べることが許されているのでしょうか?
動物虐待防止、飼い主による遺棄防止のために、フランスでは2024年からペットショップで犬猫の販売が禁止されます。問題を根本から正そうとう実に合理的な政策です。日本も犬猫肉問題を根本から正すには、食用禁止にするべきです。
1月17日より通常国会がスタートしておりますが、世界愛犬連盟は、持続可能な地球のために、「地球永続:人間-動物-環境 三位一体」の改革を求めていきます。
写真:首相官邸前