日本列島のあらゆる都市で官民が一体となって動物愛護・動物福祉向上の取り組みが進められています。
これまでは民間NPOが殺処分ゼロに取り組み、その功績が称賛されるなど、動物福祉後進国の日本を引っ張ってきました。
国際的な流れを意識して動物福祉に重点を置いた施設「動物愛護センター」を新たに整備する方針が次々と発表されています。
それらの「動物愛護センター」では、飼育放棄された犬猫を引き取り、次の飼い主が見つかるまで保護します。
センターでは、屋内外で犬猫が運動できるスペースが設けられ、犬猫の健康管理をする医療体制が整い、グルーミングルームも併設されています。怪我や病気を患っている犬猫は健康を回復し、新たな飼い主につながるチャンスが増えると期待されています。
動物愛護管理法の対象動物は、家庭動物、展示動物、産業動物(畜産動物)、実験動物等の人の飼養に係る動物です。しかしながら、愛護動物の所管は環境省であり、畜産の所管は農水省です。持続可能な人間と動物の共生する社会を実現するために、動物を所管する省を新設するべきだと世界愛犬連盟は考えています。
「愛」をもって動物を「護り」ましょう!