香港の新たなペット散歩道

香港の動物保護政策がまた小さな一歩を踏み出しました。将来的には、馬鞍山のプロムナードの一部に30メートルのペット散歩道を設置する予定です。香港は動物保護政策が停滞がしているだけでなく、動物福祉の改善もほとんど見られず、決して動物に優しい都市とは言えません。新生児肺炎で放置されたペットを治療するため、昨年早くから動物病院を設立した深圳市や、公共交通機関でのペットの移動を認めている台湾など、近隣の地域に比べ、香港の動物保護政策はアジアの他の国際都市に遅れをとっているのが現状です。

 

ペットと一緒に散歩ができるように、ペットパークや遊歩道の整備を検討してはどうか?という意見もあります。馬鞍山ウォーターフロント・プロムナードは、検証するためのテストケースとだと考えられます。区議会の承認を得て、政府は現在、一般開放されるペット散歩道の位置の選定をしているところです。

 

実際、香港ではすでにライチコック(茘枝角)公園にペットの散歩道が設置されており、一般の人がペットを連れて外出できるように、様々な公園にペットの散歩道やペットパークを設ける可能性が議論されています。国際都市である香港は、動物政策において国際的な潮流に従うべきです。香港ではペットを飼う人が増えており、ペットの受け入れ政策は大きな流れとなっており、もはや避けて通ることはできません。