2月5日、中国の西安に住む犬の飼い主が、自分の犬が子供を怖がらせたという理由で、その子供の親との間でトラブルになりました。
目撃者によると、犬の飼い主は愛犬のプードルをコントロールするためのリードをつけていなかったそうです。運動場で遊んでいる子供の所へプードルが突進してきたため、父親は子供を守るために犬を蹴りつけました。父親はその場で動画を撮影し、飼い主がリードをつけて犬をコントロールしなかったことを非難しました。しかし、犬の飼い主は自分の非を認めようとせず、さらには犬を蹴った親を怒鳴りつけ「私の犬はあなたの子供よりも価値がある 」と主張したのです。
幸いなことに、子どもに怪我はなく、父親が警察に通報し、事態は収束しました。
この動画はネット上で議論を呼びました。ネットユーザーは、犬の飼い主のとった態度が悪かったと考えており、飼い主は自分の行動に責任を持つべきだと考えているようです。
著者メモ:
飼い犬が人を襲ったりすることの無いように、また病気の蔓延を防止するためにも、2021年5月1日から愛犬への鑑札とリードの装着が義務付けられています。
犬の飼い主の中には、自分の犬が絶対に逃げないと信じているために、犬にリードで着けたくない人がいることは理解できます。しかし、法律でそう決められている以上は、それに従うしかありません。飼い主は法律を守り、自分の犬の行動に責任を持たなければなりません。
飼い主の無責任な行動で、犬は無実の罪を着せられるのです。
世界愛犬連盟は、すべての飼い主が自分の犬に責任をもち、法律に基づいて犬を管理することをお願します。