環境省:犬猫の譲渡促進などを総合的に推進

環境省は2022年度予算案に「⽝猫の譲渡促進等に係る総合推進費」を新規計上しました。 人と動物の共生する社会を実現するためのモデル事業を実施費用として2500万円が予算計上されました。環境省は殺処分ゼロを推進していく上で、犬猫譲渡の必要性が高まっていることを再認識したようです。 事業目的

  1. 改正動物愛護管理法の基準省令の施行に伴う犬猫の遺棄や殺処分等が起きないように譲渡促進を総合的に推進する
  2. 犬猫が社会において活躍する場を創出し、終生幸せに暮らせる社会をつくる
事業内容
  1. 犬猫の譲受けが当たり前になる社会の実現に向け、動物取扱業・自治体による犬猫の譲渡促進のための調査・検討、モデル事業の実施
  2. 犬猫が社会において活躍する場を創出するための調査・検討、モデル事業の実施
世界愛犬連盟は「地球永続・三位一体:人間-動物-環境」を提唱しています。犬猫は伴侶動物であり、人間社会で私たちのために働く犬も多く、疲弊した生活に癒しを与える猫は一大ブームを巻き起こしています。犬猫が終生、幸せに生きるために寄り添い、歩み寄るべきは人間の方ではないでしょうか。 まずは2千5百万円の調査的な金額でスタートする「⽝猫の譲渡促進等に係る総合推進」が、やがて動物福祉の社会的機運を醸成し、世界愛犬連盟が推進する犬猫食用禁止に結実することを願ってやみません。