2021年6月29日、深圳市は「バリアフリー施設規定」を可決し、2021年9月1日に施行されます。
この規定は、中国で初めての「バリアフリー政策」です。これは、中国における「バリアフリー都市」の概念の先駆者である深圳市の国際基準に関する経験に基づいて設定されたものです。
この規定には、介助犬のためのアクセスエリアに特化した規定があります。これにより、障害者が介助犬を連れて公共施設や交通機関を利用できるようになります。現在、犬の入場を禁止している施設は、障害者とその介助犬に必要な支援を提供する必要があります。
著者メモ:
障害者保護法や省レベルの関連法では、すでに盲目の人が盲導犬を連れて公共交通機関に乗ることが認められています。2020年4月、ある警察官が盲目のふりをして、盲導犬を連れてバスに乗りました。すべての証明書を提示したにもかかわらず、バスの運転手は犬を乗せることを拒否し、警察に通報までしました。盲導犬の公共の場への入場を拒否する都市はまだ多く、目の不自由な人にとっては不便な環境となっています。
深圳は、「バリアフリー」の法制化と実施において、国内でも先駆の都市です。2009年、深圳は「バリアフリー環境法」を制定し、「バリアフリー施設」を推進する最初の都市となりました。今回、「バリアフリー施設規定」が可決されたことで、この「バリアフリー都市」は新たな時代を迎えます。
より一層の愛情のある深圳を楽しみにしましょう!!