世界愛犬連盟(WDA)は、10月6日に香港特別行政区の立法者である陳克勤議員と香港における動物福祉教育の建議案について話し合いました。
この建議案は、2020年にWDAの創設者である玄陵が提案したものです。玄陵は、父親のモットーである「知識は人の運命を変えることができる」という言葉に深く影響を受けています。香港に数十年住んでいる玄陵は、動物福祉関連の法律があるにもかかわらず、香港で動物虐待事件が多発していることを目の当たりにし、心を痛めています。香港では動物愛護教育が行われていないため、一般市民の間に動物保護のメンタリティが欠如しているのです。知識が人の運命を変えることができるなら、動物の運命も変えることができるはずです。
陳克勤議員も玄陵の考えに賛同しています。彼は教育局の職員を立法院の動物福祉委員会に招き、WDAの提案を紹介しました。その後、WDAは2カ月かけて、世界の類似資料を参考にしながら、動物福祉に関する教科書の第一稿を書き上げました。 10月6日、陳克勤議員はWDAと教育の専門家達との会合を開き、内容の修正や、教師向けのガイドラインの作成、そして試験的に導入する学校探しなど、その後のフォローアップについて検討しました。
WDAは、次の世代に動物愛護の重要性を伝えるために、香港でも近く時期に動物福祉教育が開始されることを願っています。